2018年の始め頃、フレンチの巨匠の1人であったポール ボキューズ氏が永眠されました。
世界のフレンチを牽引し、「美食の法王」と言われた方。
1958年にリヨンの本店でミシュランの星を獲得し、1965年から現在に至るまで3つ星を獲得し続けています。
その名を冠した代官山のレストランも、日本の旗艦店として存在。
ここ数年で何らかの形でメディアに出ることも多くなってきています。
個人的に縁の深いレストランですが、ランチのデザートでリヨンと同様のスタイルを取り入れました。
「ワゴン・デセール」
メインの後にワゴンで運ばれてくるデザート各種。
種類の多さももちろん、色使いの華やかさや美しさに心躍ります。
ワゴンスタイルを取り入れるレストランは多いですが、クオリティが難しいことも多く、諸刃の剣と感じていますが、さすがポール・ボキューズ。
味もしっかりと保たれていて、レストランの質の高さを伺えます。
そのデザート類も切り分けるものから、本来であれば1品として提供されるべきものまで様々。
そして、お好きなものをお好きなだけ。
調子に乗ってアルコール不使用のものをすべてお願いしてしまいました。(アルコール、ダメなんです)
タルトやオペラといった切り分けるものも、ポーションが大きい。
すべてがテーブルに並べられると、パーティのような華やかさ。
今回はバースデーケーキも事前にお願いしていたので、さらにボリュームアップ。
コースを食べに来たのか、デザートを食べに来たのかわからなくなるような、うれしいランチ。
あのクレームブリュレも
このときのメイン 手長海老