イースクと読むそうです。
ショコラティエ Jitsk Heyninck。
ベルギーには数多の有名チョコレートがありますが、1990年生まれのこの方。
どうやら現地やフランスでは知名度が急上昇中で、2016年のとあるガイドで"今年の注目すべき新進ショコラティエ"に選出されたそう。
日本に常設店はまだないようですが、これからやってくる日本のチョコレートの祭典に合わせて出品。
我が住所地の百貨店では既に始まっており、ひとまわりりしている中、コレを発見。
見たことのないパッケージと、最近流行っているプリントや、技巧を凝らしたモノではないが、何か引き寄せられるものを感じ、試しに3個入りの「セレクション3」をお買い上げ。
香のたち方がスパッと来るのに柔らかいなぁと感じながらパクリ。
少し固めの仕上がりで、くちどけもゆっくりでしたが、私の味はコレですと言わんばかりの主張。
使われている素材がハッキリと伝わってきて、ほんのひとかけらなのに、塊をいただいているような味の広がりと芳醇な味わい。
目を閉じて味わうどころか、見開いてしまいました。
セレクション3に入っていたホワイトの「マンゴーユズ」は、"生"のフルーツから作っているそうで、ユズの酸味とマンゴーの甘味が素晴らしく伝わってきます。
ラインナップは全部で16種類。
特に目新しいモノはありませんでしたが、ビーツ&ジンジャーはちょっと気になりますね。
あのビーツがどんなチョコレートになるのか想像すると楽しい。
この代理店さん、今後の展開はどうするでしょうか。
まだ知らないショコラティエ、そして出会ったことのないショコラ。
奥が深い。