名古屋ってミシュランガイドが出てないんですね。
日本を代表するメガロポリスのひとつなので、あると思ってました。。。
「オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ」
本店は1967年より連続してミシュランの三ッ星を獲得されています。
日本ではひらまつ系のレストランとして営業されています。
ひらまつ恐るべし。
今回はランチでの利用。
ミッドランドスクェアの42階にあり、窓からは名古屋港や名古屋城を眺めることができます。
中部地方で一番高いビルだったかな。。。
エントランスから、派手ではないけど、良質そうな調度品と、大きな窓のウェイティングスペースで名古屋市内を一望しながら気分を盛り上げてくれます。
ダイニングに移動すると高い天井に木製(?)の大きなシャンデリア。
セットされているカトラリーはクリストフル製。
率直な感想として、料理はさすがです。
一皿ごとにサプライズがあり、ポーションも小さすぎず、満足です。
普段ウチで使っているバターよりおいしかったので、伺ったところ、四つ葉のだそうで。温度、管理の違いで味が変わるのでしょうね。
夜はフランスから輸入品(ブランドは忘れました)を使用しているとの事。
一方、サービスについては難しい面がありました。
週末ランチでしたが、特に混んでいるという感じも無く、比較的落ち着いた雰囲気でしたが、着席から注文、ファーストドリンク、アミューズまで間延びした感がありました。
その後も若いスタッフが多いためか、ホールの連携が今一歩というところが散見され、名古屋ミシュランがない理由がなんとなく感じられた気がします。
料理がすばらしかっただけにここが残念。
後半でなぜかこのお店お支配人の方にご挨拶いただき、その後はテーブル担当のような形でサービスいただきました。
このあたりはさすがですね。
レストランの事を熟知しているからできるサービスに感動です。
最後は事前にお願いしていたメモワードひらまつのサービスケーキで締め。
これ、ベースは全店で共通のものかと思いますが、店ごとにデコレーションを施してあり、見た目もボリュームも楽しめます。
今回は半分持ち帰らせていただきました。
しっかりしたレストランで料理の質、見た目ともに高レベルだと、記念に残すことも忘れ料理に集中してしまいますね。
次回はディナーで本気の「オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ」を楽しみたいと思います。