浜松にうなぎをいただけるお店は多々ありますが、概ね浜松駅からのアクセスは良好ではありません。
この川マスも駅からは駅からは近くありませんが、街中に住んでいるものとしては行き易い場所にあります。
川マス、マスの字は四角に斜線を入れる字のため、カタカナで表記しています。
今の店主は比較的若く、地元の兄さんと言う感じです。
この方の気概がすばらしく、先代がお亡くなりになり一度閉めたお店を、この味が忘れられないと同じ場所で復活させたようです。
肝心のうなぎですが、通常だと3種類のラインナップですが、こちらはそれ以上あり、上は7,000円ほどのものから。
たいていは大きさの違いで値段が変わりますが、それに加えて質の違いも加味されています。
マグロで言うと赤身から大トロといった形で、脂の多いものから少ないもの、柔らかいものや噛み応えのあるものまであるそうです。
注文が入ってから裁かれるそれはとても美味で、しっかりと焼かれた表面がよい香りを放ち、サクッとした感覚の後にふわっと来る食感はまさに絶品。
しっかりと濃い目のタレも良いですが、うなぎを味わうには白焼きがお勧めです。
うなぎの味がタレに隠れない分、そのものの味と、作り手のウデを楽しむことが出来ます。
ちなみに、珍しいカマ焼きもラインナップ。
食事時は混雑が予想され、駐車場も少ないですが、2階に座敷席も用意されているため、車でなければ席に着くことは可能。
お一人で調理しているので、待ち時間は見ておいたほうがよいですね。