Koh Note

食べたり、作ったり、

ひとつ、ひとつ、上達を

怪我の功名とでもいいましょうか。

前回の練習会から約1ヶ月。
その時、福井の粉を持参したので、変わりに霧下の粉をいただきました。
冷凍庫で1ヶ月、つなぎと混ぜて保存していたわけですが、ファスナーを過信しすぎました。
通常、袋を2重で保存しているのですが、今回はファスナー付き袋のみ。

開封したらやけに乾いているんですよね。粉が。
水回しも、当時の加水量を参考にしていたら、全くまとまらない。
結果的に50%近く入れましたが、もう少しと言う感じ。
硬めの仕上がりとなり、案の定、のしで切れました。

開き直って、分裂したものを1枚ずつ適正な厚さまで伸して、切りの練習に利用したのですが、これがよかった。
比較的まともに出来たものを、通常通り畳んで切りましたが、終盤、駒板が滑らないんですよね。ココまでは最近よくあること。

駒板を押さえる左手は、影絵で「きつね」を表現するときのように、人差し指、小指、親指の3本で押さえ、中指と薬指は背を使って添えるだけ。
普段は均等に圧がかかるように乗せていましたが、重心をいろいろと変えてみました。

試行した結果、人差し指と親指の右端、しかも駒板の立ち上がっている部分に沿わせる位置に重心を置くとスムースに進むんですね。
しかも、細く切れる。
始めは包丁で送っていく動作をしましたが、慣れてきてからそれもリズムで行えるようになり、終盤はお店並みの細さ。

今回も寒かったので、温蕎麦にしましたが、これもあたり。
細く出来たので、汁と蕎麦の味がバランスよく、どちらかが際立つと言うこともなく、料理として楽しむことが出来ました。
相変わらず温にする時の茹で加減は難しいですね。

蕎麦屋の実力は「かけ」でわかる。
うまくなりたい。